アンチエイジングの大敵は「老化現象」です。
人は老いくのが自然現象ですが、少しでも老化を遅らせられれば、それに越したことはありません。
いつまでも老化しない人と、早く老化してしまう人の違いは、それまでどのように生活してきたか、
生活習慣の結果の現れでもあります。
老化を早める2大原因があります。
老化を早める2大原因「酸化」と「糖化」
酸化とは?
酸化とは、体内の酸素と細胞がダメージを受ける現象です。
酸素は生命に必要なもので、普通の量であれば問題ありません。
しかし、酸素が多すぎると、細胞や組織に害を及ぼすことがあるのです。
しみやシワなどの皮膚の劣化や骨がもろくなるなどの老化現象が進行します。
それと同時に、がんや糖尿病などの病気にもつながる可能性があります。
糖化とは?
糖化とは、私たちが摂取する糖分と体内で起こる化学反応によって生じるものです。
糖化が進むと、体内に「AGE」という老化を促進する物質がたまります。
AGEは、肌の弾力を保つための繊維を傷つけ、たるみやシワの原因となり、肌の新陳代謝も妨げます。
それにより、シミができやすくなる上に、取れなくなるという恐ろしい事態になります。
老化を早める食べ物リスト
それでは、どのような食べ物が、体を「酸化」や「糖化」させる、つまり老化を早めるのでしょうか?
よく言われているのが以下の4点です。
老化を早める食べ物リスト
- 加工肉(ソーセージ・ハム等):これらは長期保存のために水分が取り除かれ、AGEが増えている可能性があり。
- 高温調理で使用される油:高温で調理することはAGEを増やす原因になる。特に古い油は要注意です。
- ファストフード:ファストフードは高温で調理されることが多く、AGEの量が増える傾向あり。
- 菓子類と清涼飲料水:これらには人工甘味料が使われており、AGEが蓄積しやすくなる。
つまり、添加物が多い食品と揚げ物と甘いものです 笑
忙しい現代に住む私たちにとって、時短やストレス解消に欠かせないアイテムばかりですね。
ストイックにいきなり完全にやめたりすると、逆にストレスが溜まるので、自分に厳しくしつつ、甘やかせつつ、
少しずつフェードアウトしていくのが良いかもしれません。
甘いものと脂っこいものが大好きだった私が、どうやって止めることができたのか?
私の経験を話すと、ファスティングをする前は、上の4点を愛して止みませんでした。
特に一人暮らしを始めた大学時代は、ひどかった…
自炊なんて、4年間で数えるくらいしかしたことがなかったのではないでしょうか。
北海道の十勝という、小麦粉&乳製品が日本一美味しい場所にいたので、
周りには安くて美味しいパン屋やお菓子屋がたくさんありました。
ほぼ毎日パンを食べるか、友達と安い居酒屋で揚げ物を食べてからの、甘いものを食べてました。
今考えるとそりゃぶくぶく太って(最盛期で60kg超えてました)アトピーも悪化するわ!とツッコミたくなります。
その後、トップページでもお話ししたように、アトピーを治したい一心からファスティング(断食)をすることに。
食べることが生き甲斐だった私が、食を絶つことなんてできるのかと不安でしたが、
私の場合は、「このままひどかったら人生が終わる」くらいまで追い込まれていたので、なんとかやり抜くことができました。
そりゃ、しんどかったですよ。。。
煩悩の塊なので、毎日のように、終わったらあれも食べたい、これも食べたいと妄想は膨らむばかりでした。
ただ不思議なことに、ファスティングが終わった後、五感、特に味覚が鋭くなり過ぎて、普通の白米が甘すぎると感じてしまうほどでした。
それ以来、悲しいかな(いやラッキーなのか?)甘味の強い砂糖をたくさん使ったスイーツが苦手になってしまったのです。
添加物が入った食品にも敏感になってしまい、カップ麺とか食べた日には、食べたことを後悔するレベルで具合が悪くなりました。
ですので、この時から野菜中心の添加物を使ってない料理を食べざるを得ない状況になりました。
私の場合は、ファスティングで全てリセットされたおかげで、強制的に止めることができましたが、
ここまで追い込まれることはそうそうないかもしれません。
しかしながら、もし秘訣を話すならば、
肌がキレイになったらいいな〜とか、もうちょっと痩せたいな〜とか、軽い願望だと、生活習慣を変えることははっきり言って難しいです。
それよりも、絶対なりたくないシワとシミだらけの太った自分の未来像を想像し、
この「悪」食生活習慣を続けたら、こうなってしまう!?という恐怖を自分に与えた方が、やめやすいかも知れません。
そして、少しずつでもなるべく添加物なしの野菜中心の料理を食べ続けると、
途中から体が自然とファストフードや甘味が強烈なものを欲しなくなります。
人生100年時代、今からでも遅くありません!
日々の「食」習慣があなたの未来を創るのです。